教育とは、学校で習ったすべてのことを忘れてしまった後に、自分のなかに残るものをいう。そして、その力を社会が直面する諸問題の解決に役立たせるべく、自ら考え行動できる人間をつくること、それが教育の目的といえよう。

『Education is what remains after one has forgotten everything he learned in school. The aim must be the training of independently acting and thinking individuals who see in the service of the community their highest life problem.』

                              Albert Einstein

ドイツ生まれのユダヤ人理論物理学者、アルベルト・アインシュタインの言葉です。

さすが天才の代名詞と言われるだけあり、とても理論的な言葉だと思いました。

それぞれにやり方は違うかと思いますが、例えば舞台役者さんは、きっちり台本を憶えたら、本番前は一度頭をリセットするそうです。ダンサーさんも本番前はそうらしいです。

つまり、憶えなければならないことを、みっちり憶えたあと、そこから本人にとって必要な部分以外をそぎ落とし、空いた部分に心の余裕を置くということでもあるのでしょう。

心の余裕は、その時に直面するかもしれない出来事に対処する力を残すということですから、とても大切なことです。

それは自分の自信にも繋がります。私に言わせれば自信のない人は心の余裕がありません。

当然、心に余裕がなければ他人に対して気遣いは出来ないし、周囲を見てない勘違いの行動に走ったりします。

昔の自分もそうだったかなと振り返ったりしながら、そういう子をいっぱい見てきました。そしてそういう子のほとんどはちゃんと話すととても素直で良い子が多いので、仕事などキチンと教えればぐんぐん伸びる伸びしろをたくさん含んでいます。

ただ、必要以上に逃げ腰になる子も残念ながらいます。ああ、ちょっと違いますね。必要以上にすぐ逃げ腰になるオトナもいました。

誰だって失敗はしたくないし、怒られたくない、恥をかきたくないし、失望感も味わいたくない。

でも、これ全部受け入れなければ強くなれないし、学習もしなければ成長もない。

成長がなければ、この先どんどん歳ばかりとっても深みのあるステキな大人になれません。

若いときは若さに価値があるのですが、若さに負けぬ劣らぬ価値というものがあります。

それは経験浅い人間には決して持つことの出来ない価値。

それが経験値。

ゲームでもプレイヤーが操作しているキャラクターだって地味に戦って経験値を上げて、ステージをクリアしていくのですが、現実世界で、運命とは経験値なくても、強制的に次のステージに上げてしまう厳しいものです。

ゲームの世界と現実世界の大きな違いはそういうものです。そして、過去と過去の自分と他人は変えられません。リセットできません。

いい加減大人になっているのに、まだ経験浅い若さでいるのにこだわりますか?

それとも、こわいけど叱られながら恥かきながら失敗しながら学び、若さよりも価値のある経験値を手に入れ、ステキなオトナになりますか?

 

 

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