成功はほしいものを手に入れることだ。幸福は手に入るものをほしがることである。

『Success is getting what you want; happiness is wanting what you get.』

残念ながら作者はわかりません。

でも、すごく深い良い言葉だし、思わずメーテルリンク作の童話青い鳥を思い出しました。

確か…貧しく幼い兄妹、チルチルとミチルがいて、二人は夢の中で過去や未来の国へ行きその世界の青い鳥を捕まえるのに成功するのですが、その国を出たとたん青い鳥の色が変わってしまったり死んでしまったりとうまくいかなくなるんですよね。

そうしているうちに目が覚めたら自分たちの部屋の鳥かごに青い羽を見つけ、そうか幸せの青い鳥は始めからうちにいたのかという結論でめでたしめでたし…という結末で子供の頃は認識していました。

まぁ、日本人お決まりのめでたしめでたし話だと思っていましたが、本当の結末では青い鳥は去っていってしまうんですよね。

本当の幸せとは本当は身近にある。というのが通説ですよね。

幸せは身近にあるという点は共感できます。

しかし私は、幸せ=青い鳥ではない気がします。

青い鳥を探すため兄妹は色んな人に会い色んな経験をします。そこで智恵や勇気、経験得ていきます。

そこで得るものが本当の幸福なのではないでしょうか。

二人が目が覚めた時点はあくまでも二人の起こした行動の結果であります。そしてそこにいた青い鳥は偶然です。

確か、その青い鳥を探す旅は兄妹たちのため(つまり自分のため)の行動ではなくて、隣のおばあさんの娘が必要だったからです。

つまり、幸せは自分で動かなければ手に入らないのではないかと。

動けば必ずしも手に入るとは限らないけれど、少なくとも青い鳥を必要とした娘は自分では行動しなかった。

だから、青い鳥が逃げてしまった後、その娘は取り乱したとあります。

幸せはまた探せばいいという発想がなかったからでしょう。もしかしたら、貰うという発想しかなかったのかもしれません。

なんにせよ、幸不幸と感じるものは決して形が無いものであり、誰かの作った理想や概念でもないということでしょう。

お風呂につかっているとき、またベットや布団に入って寝るとき、自分の幸せは具体的にどういうことなのだろうと問うてみてください。

自分の行動で成立するものですか?それとも誰かにしてもらうことで成立するものですか?

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