人生はむつかしく解釈するから分からなくなる。

小説家や画家でもあった武者小路実篤さんの言葉です。

基本的に人は見たいものしか見ず、考えたいことしか考えない。

言い方は冷たいのかもしれませんが、その通りだと思います。

すべての人が物事をありのままに見ている訳ではなく、己の価値観に従って解釈して認識しているものです。

子供の頃は感性が豊かな分、感情のふり幅が広く激しく周囲の人や自分自身が振り回された経験はあるかと思います。

おそらく親には随分迷惑をかけたものです。

年齢を重ねていくうちに私の場合は、良く本を読んで自身の経験と重ねて自分を落ち着かせていたと思います。

D・カーネギーの本で、「過去を建設的なものにする方法は、天下広しといえども、ただ一つしかない。過去の失敗を冷静に分析して、何かの足しにする。あとは忘れることだ。」という一文があります。

ザックリ言うと過去から学びこれからにつなぐ、そしてうじうじ悩まないということです。

日本にも、「人事を尽くして天命を待つ」ってことわざもありますね。

これもザックリ言うとやるべきことは努力し、結果はどうであれ受け入れるしかないのだから心を労しないということです。

この言葉には随分励まされました。

保障された結果なんて世の中には一つもないということ、それが現実なんだということを悟ったら随分自分を冷静に見つめられるようになったんです。

自分自身に自信がないくせに自分を過大評価していたんですね。

この感情にしがみつかれていた訳です。

周囲にもそういう人意外と多いのではないでしょうか。

 

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