【番外編】ポイマンス美術館所蔵ブリューゲル「バベルの塔」展レポート

こんにちは。another sense.です。

今日の東京はとても暖かく、夕方の気温は28℃を記録していました。

ゴールデンウイークは良い天気が続けばいいですが…

さて、今日は東京上野にあります、東京都美術館で開催されているブリューゲル「バベルの塔」展BABELにやってまいりました。

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もちろん美術館なのでメインのバベルの塔以外にも見どころはたくさんありました。

まずは、16世紀ネーデルラントの彫刻から始まり、旧約聖書にちなんだ絵画(そもそも字が読めない人へ一発で理解できるようにと絵画が発展した)が並びます。

いやぁ、今でこそcanvas地に油絵具またはアクリル絵具を乗せて描いていくのが通常ですが、当時(15~16世紀)は板に油絵具を乗せて描いていたというのが逆に斬新な印象でした。

この時代キリスト教絵画も多いことも印象に残っています。この時代バロックやロココとは違って、多少つたない印象の絵画が多いのですが、そんな中でもヒエロニムス・ボスの出現は大きな影響を与えたようです。

キリスト教関連の絵画に続いて進んでいくと、奇想の画家ヒエロニムス・ボスの作品になります。

画家一家に育ち幼いころから画家としての英才教育されてたとされるボスの奇想と言われる所以はその描くキャラクターにありました。印象強かったのは樹木人間。

そう、もしかしてモンスターを描いた画家はこの人ではないかと思われるような奇抜なキャラクターを描いていました。

そんな訳で、一躍有名な画家になったボスの模倣者がたくさんいたそうで、ボス本人は版画はやらなかったそうなのですが、版画界ではボスの作品を模倣した(またはそれっぽい)作品がたくさんありました。

途中にそのキャラクターを抜き出した映像があるのですが、それを見てるだけで何かの作ファンタジーとして完成されているような気になります。

そうやって楽しみながら進むと、来ました‼メインのピーテル・ブリューゲル1世の版画エッチングやエングレーヴィングの数々。

自分も学生時代にエッチングを授業でやったことあるのですが、溝の深さ、細さ、インクの入る度合いでかなり印象が変わってしまうので難しいし、モノクロのようにシンプルなものほどセンスがかかってくる。

そしてついに‼ピーテル・ブリューゲル1世の最高作品「バベルの塔」に出会いました。

6世紀もの経過しても鮮やかさ緻密さも健在で威光を放っていました。

そして、東京芸大が「バベルの塔」を3DCGに完全再現して作品を5分ほどで解説している動画もあり、また本作を300%に拡大模造画を作製していてそれも圧巻でした。

美術館最後には様々なグッズがあり、記念としてだけでなくて、普段使いでもかっこいいデザインのものが結構ありましたね、Tシャツとかトートバッグ、クリアファイルや缶バッジ等々。

自分の創作意欲を刺激してくれたので最後まで有意義な時間を過ごせました。 IMG_20170502_161657004

 

東京都上野公園にあります東京都美術館にて7月2日(日)まで公開中なので、ご興味ある方はこれを機会にどうでしょう。

 

 

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