【番外編】アルチンボルド展レポート

まだ梅雨の時期も明けぬまま連日暑い日が続きますね。
さて、今日は東京上野にあります、国立西洋美術館で開催されていますアルチンボルド展に行ってまいりました。

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中に入れば、ロッカーがあるので余計な荷物は一時預けられるのでとても便利です。(ただし、戻ってくるのですが使用するときに100円玉は必要です。)

ただ、筆者はうっかりしていました。中はとても冷房が効いていてこの日1時間以上鑑賞していた私、美術館を出るころには凍えていました。
なので、寒がりな人は軽い上着など羽織る物を用意していくのをお勧めします。

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中に入ると、映像にて約11分間のジュゼッペ・アルチンボルドについてのプロフィールを上映しています。
今回のメイン作品に対しての解説もあるし、文章よりも分かりやすのでそれをご覧いただいて予習しておくとより楽しめると思います。

内容はざっと説明するとこうです。
“ジュゼッペ・アルチンボルドはイタリアミラノにて画家の息子として生まれました。

後にウィーンの宮廷画家となり、フェルディナント1世・マクシミリアン2世・ルドルフ2世と3代の皇帝に仕えます。
そこでは宮廷画家としてだけでなく、祝祭時での演出や舞台関連のデザインまで手掛ける今でいうところのアートデレクターのようなポジションだったそうで、いかにして人々に印象的に楽しめられるかが腕の見せ所だったそう。

晩年は故郷ミラノに戻り余生を過ごした。その時も素晴らしいさかさま絵を描いた作品を残している。”

例えばこんな感じ。

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アルチンボルドはただの画家ではなかったのです。本や花や果物・野菜と日用品や食品や植物や、はたまた動物などで構成した人物画を描いています。
後にこの奇抜な作風がうけて、インスパイアされた画家もたくさん登場します。

現代ではおねんどおねえさんである岡田ひとみさんがインスパイアされた可愛い作品を残しています。(これは撮影OK)

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さて、ここからが本番です。
最初のテーマは、『アルチンボルドとミラノ』
生まれ故郷のミラノでのアルチンボルドということでまずは自画像が迎えてくれます。

そこから、ウィーン美術館やウィンザー城のコレクションなどからの油絵やデッサン画などの作品が並びます。

アルチンボルドといえばやはり四季(春夏秋冬)、四代元素(火・大気・水・大地)と言われる四部作合計8作品。皇帝マクシミリアン2世に寄贈されるために制作されたそうです。

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それぞれにまつわるもの(春であればたくさんの種類の花々)で構成されて人物になっています。

その一つ一つのパーツを集まった絵なので寄せ絵ともいわれています。

見ているとそのユニークさがジワジワ好奇心として来るんですね。

パーツ自体のデッサンのクオリティの高さを見ると、作者の画家としての腕の高さを感じます。

当時インスパイアされた名もなき画家たちも模作もたくさん展示されていました。

晩年、アルチンボルドは故郷ミラノに帰り余生を過ごしました。

その頃の作品【庭師/野菜】、【コック/肉】というさかさまにすると全く違ったユニークな作品を残しています。

絵画といっても個性や分野、その時代の文化を感じることが出来たひと時でした。

 

詳細データ

アルチンボルド展

2017年6月20日(火)~9月24日(日)

アクセス;国立西洋美術館

休館日;月曜日

開館時間;9:30~17:30(金曜日は9:30~20:00)

 

 

 

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